大阪・新世界へ - vol.1 - 2019春 通天閣
こちら福井は、昨日結構な雨が降りました。
今日は雨は止んでいますが、ど〜んよりとした曇り空。
北陸の梅雨入りはまだですが、例年より早そうですね。
さてさて、2019年GW・大阪ぶらり散策、前回の続きです。
4月28日は、大阪のキタを散策。
2日目の4月29日は、大阪のミナミへお出かけ。
餃子舗珉珉・南千日前本店さんで餃子ランチをした後は、本日のメインであります新世界を目指します。
その道すがら、なんばグランド花月(NGK)、千日前道具屋筋商店街をブラブラと。
電気街・日本橋にやって来ました。
日本橋から南へ。
大阪屈指のディープタウン・新世界に到着です。
新世界
恵比寿の交差点、大阪メトロ堺筋線・恵美須町駅の地上出入口付近から新世界へ入ります。
早速、通天閣が見えますね。
通天閣本通
レトロで味わい深くて、大好きです。
通りに沿って、老舗や今どきのお店が混在して並んでいます。
通天閣本通商店会という商店街みたいですね。
通天閣 [公式サイト]|展望台・タワー|大阪のおすすめ人気観光スポット(天王寺・あべの・新世界エリア)
さて、新世界のシンボル・通天閣であります。
現在の通天閣は、昭和31年(1956年)に完成した二代目。
避雷針を含めた高さ108mの展望塔で、東京タワー、名古屋テレビ塔を手がけられた内藤多仲(ないとう たちゅう)さんによる設計です。
平成19年(2007年)、国の登録有形文化財に指定されています。
通天閣の歴史を少し。
初代通天閣は、明治36年(1903)に大阪で開催された第5回内国勧業博覧会の跡地に、明治45年(1912年)に建設されました。
当時の大阪商業会議所会頭の土居通夫(どい みちお)さんによって、パリの凱旋門にエッフェル塔の上半分を乗せたようなデザインが提案され、設楽貞雄(しだら さだお)さんによって設計。
通天閣の名は、明治時代の儒学者・藤沢南岳(ふじさわ なんがく)さんによって命名されたもので、「天に通じる高い建物」という意味。
また当時、通天閣の周りには、これまた土居通夫さん発案による遊園地・新世界ルナパークが広がり、通天閣とルナパークはロープウェイで結ばれていたんですって。
ちなみに、初代通天閣の電灯工事には、大阪電灯株式会社に勤務していた当時17歳の松下幸之助さん(松下電器産業株式会社創業者)が配線工として参加されていたそうですよ。
大阪の人たちに親しまれた初代通天閣ですが、昭和18年(1943年)、火災が原因となり解体されてしまいます。
しかし、第二次世界大戦後、地元の有志から通天閣再建の強い要望があり、昭和31年(1956年)に二代目通天閣が竣工しました。
下から通天閣のエントランス部分の天井を見上げると、・・・
鮮やかな絵が描かれています。
初めて知りました。
初代通天閣のエントランス天井にあった大阪の化粧品メーカー・中山太陽堂の広告画を復刻したもので、日本画家・沖谷晃司(おきたに こうじ)さんが原画を作成。
「花園に遊ぶクジャク図」というそうです。
新世界本通商店街
ベタな構図ですが、やっぱり撮っちゃいますね。
通天閣から、一旦少し離れまして、・・・
新世界の東側、天王寺公園の方へ。
正面に見えますは、大阪市立美術館。
あべのハルカスが綺麗に見渡せます!
あぁ〜良い眺め。
今回はこの辺で。
次回、引き続き新世界をブラブラと。
ではでは。
1.日本橋4丁目 2.通天閣本通 3.通天閣 4.新世界本通商店街