大阪・ミナミへ - vol.4 - 2019春 南海ビルディング 551蓬莱
この土日は、お家に引きこもっていたので、朝から体がだる重です。
ストレッチ体操でもして、午後からのお仕事頑張ります。
さてさて、2019年GW・大阪ぶらり散策、前回の続きです。
4月28日は、大阪のキタを散策。
ランチがてら梅田をブラブラして、堂島川沿いのほたるまち、ダイビル本館をめぐりました。
翌日の4月29日は、大阪のミナミへお出かけです。
地下街から地上に出てきました。
ホテルロイヤルクラシック大阪
以前、ブログでご紹介しましたホテルロイヤルクラシック大阪ですが、・・・
この日は、建物に近づいて撮影してみました。
新歌舞伎座の閉館後、そのデザインを低層部に引き継ぎてオープンしたホテル。
建築家・隈研吾さんの設計です。
前日に訪れたダイビル本館に続いて、新旧の建築が融合した建物めぐりとなりました。
お次はこちら。
なんばに来ると、用事がなくてもついつい寄っちゃう南海電鉄・なんば駅前です。
写真手前は、南海・なんば駅ステーションビルの南海ビルディング。
奥左側はスイスホテル南海大阪、右側は平成30年(2018年)、南海電鉄本社があった南海会館ビルの跡地に竣工した複合オフィスビル・大阪なんばスカイオです。
南海ビルディング
南海電鉄なんば駅のターミナルビル・南海ビルディングは、昭和7年(1932年)に竣工。
元鉄道省技師で建築家の久野節(くの みさお)さんによって設計されています。
久野節さんは、東武鉄道・浅草駅ビル、参宮急行電鉄・宇治山田駅舎(現在の近畿日本鉄道・同駅舎)の設計も手がけられた、日本近代駅舎建築の第一人者です。
また、大阪市の「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」に選定されています。
「生きた建築ミュージアム・大阪セレクション」として、50の建築物が選定されているんですね。
毎年秋に、対象建築物が無料公開されるフェスティバルも開催されているみたい。
セレクションめぐりも面白そうですね。
古代ギリシア建築様式の一つ、コリント様式が採用され、外壁は上品な風合いのテラコッタタイルで覆われています。
柱頭の装飾には、コリント様式の特徴であるアカンサス(和名:ハアザミ)の葉が象れています。
ビルのメインテナントは髙島屋大阪店。
昭和7年のビル開業時から営業をしていて、当時は南海タカシマヤと呼ばれていたそうです。
また、全館冷暖房を完備した日本初の百貨店になるんですって。
南海ビルディングから戎橋筋商店街の方へ、ブラブラ散策を再開です。
551蓬莱・本店
辺りは、大阪人のソウルフード・豚まんの良い香りに包まれております。
(大阪では、具材を正確に表す観点から、肉まんを豚まんと呼びます。)
ところで、なぜ551っていうのでしょうか?
ホームページによれば、・・・
- 昭和20年(1945年)の創業後、創業者・羅邦強さんが、もっと覚えてもらえるような店名はないかなと考えていたところ、英国産のタバコ555(スリーファイブ)を目にして、アラビア数字なら、万国共通で覚えやすくてエエんちゃうん?
- 当時の本店の電話番号が64-551番だったので、551でエエんちゃうん?
- 「味もサービスもここがいちばん」、551でエエんちゃうん?
みたいな感じで、551となったそうです。
時間はちょうどお昼時。
テイクアウト中心なので回転は早いのですが、GWでいつもに増しての大行列!
家を出た時から、今日のランチはここ!って決めていたお店がありまして、豚まんの誘惑に必死に抵抗です。
そうそう、大学の先輩の話を思い出しました。
その先輩は、551蓬莱でアルバイトをされていて、豚まんづくりの担当。
1日に約3,000個の豚まんを作っていて、豚まんに追いかけられる夢をよく見ると言っていました。
ちなみに、551蓬莱の全店舗で販売される豚まんは、1日あたり約17万個にもなるそうでよ。
豚まんの誘惑を何とか振り切って、ランチのお店に向かいながら、戎橋筋商店街をブラブラと。
今回はこの辺で。
次回、2019年GW・大阪ぶらり散策続きます。
ではでは。
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