旅とカメラとわたしと。

カメラといっしょに旅へ。気ままに更新!

大阪・堂島川リバーサイドへ - vol.2 - 2019春 ダイビル本館

 

結局今年のGWは、ほぼお家で過ごしました。

連休明けの昨日から、久しぶりの出勤。

疲労感の割に、お仕事は遅々として進まず。。。

連休中、ダラダラとしすぎて、体がなまっちゃったみたいです。

 

さてさて、2019年GW大阪ぶらり散策、前回の続きです。

大阪・梅田へ - vol.3 - 2019春 阪急阪神百貨店 踊るうどん - 旅とカメラとわたしと。

shinobu-natsume.hatenablog.jp

 

P4280354

 

P4280361

 

P4280377

 

P4280381

 

P4280386

 

梅田をブラブラした後は、堂島川沿いのほたるまちへ。

朝日放送テレビ本社リバーデッキ大階段を見ることができました。

 

お次は、ほたるまちに向かう玉江橋から眺めていました、ダイビル本館に向かうことに。

 

P4280373

こちらは玉江橋から撮影した写真。

写真の右側手前に大阪大学中之島センター、その奥の高い建物が関西電力本店ビルで、その左奥に見えるのがダイビル本館です。

 

ほたるまちから、堂島川北側の緑道を東へ進みます。

 

P1020894

緑道には、Red & Blue Street のサインが。

ほたるまちのジャズ・レストラン Red & Blueにちなんで、ネーミングライツによって緑道に命名された愛称みたい。

(Red & Blueは、2018年4月に閉店したようです。)

 

目指すダイビル本館に近づいてきました。

P1020896

 

P4280396

茶色のレンガ造りの低層部に、インテリジェントビルの高層部。

 

そこで思い出したのが、神戸のこちらのビル。

DSCF3134

 

神戸旧居留地3番の海岸ビルです。

大正7年(1918年)、建築家・河合浩蔵さんにより、旧三井物産神戸支店として建設されましたが、1995年の阪神淡路大震災で全壊。

平成10年(1998年)の改修に際して、全壊時に保管されていた外壁等が低層部に再構築され、上層部に現代的なビルが建築されました。

 

shinobu-natsume.hatenablog.jp

 

ダイビル本館も同様で、新旧建築物の合体みたいで面白いですよね。

 

堂島川に架かる田蓑橋を渡って、ダイビル本館に到着です! 

 

ダイビル本館

 

P4280403

 

振り向けば、ほたるまちの建物群。

こちらも良い眺めです。

P1010342

 

P1010345

ダイビル本館<オフィスビル大阪>|ダイビル株式会社

平成25年(2013年)に竣工したダイビル本館

建設にあたり解体されたダイビルは、大正14年(1925年)、渡辺節(わたなべ せつ)さんが設計監督を、門下の村野藤吾(むらの とうご)さんが製図主任をそれぞれ担当し、建設されました。

ネオ・ロマネスク様式が採用され、大阪ビルヂング本館、または大阪商船ビルディングと呼ばれたそうです。

東京の先代丸の内ビルディング(通称丸ビル)神戸旧居留地商船三井ビルディングとともに、大正時代の大規模オフィスビルの代表的建築物。

ちなみに当時の姿で現存するビルは、商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)のみで、同じく渡辺節さんが設計しています。

 

商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)

P5052145

商船三井ビルディングも、こちらのブログでご紹介していますので、ぜひ。

shinobu-natsume.hatenablog.jp

 

P4280397

ダイビル本館の低層部は、旧ダイビルの外装に使われていたレンガの約80%(約18万個!)が利用され、石材の装飾も可能な限りリユースされています。

18万個のレンガの取り外しに約2ヶ月モルタルの取り外しと洗浄に約5ヶ月かかっているそうですよ。

 

P4280402

 

P1010347

 

P1010349

 

P1010348

 

P4280400

 

P4280405

 

P4280406

 

正面玄関

P4280412

正面玄関は、 大正14年の旧ダイビル建設当時の姿。

 

P4280411

 

P4280413

玄関上部に掲げられる「鷲と少女の像」

彫刻家・大国貞蔵(おおくに ていぞう)さんの作品で、大阪市有形文化財に指定されています。

 

P4280408

 

P4280415

 

P4280414

 

P4280409

 

老朽化、耐震性などの問題から、建物は取り壊される運命にあるのでしょうが。

再利用などの現代の技術で、可能な限り、その姿をとどめた建築が増えていけば良いですね。

 

今回はこの辺で。

次回、2019年GW大阪ぶらり散策続きます。

 

ではでは。

 

1.ほたるまち 2.Red & Blue Street  3.田蓑橋 4.ダイビル本館

 

 

にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村