長崎へ - vol.40 - 長崎港 長崎県美術館
さてさて、長く綴ってまいりました、昨年10月30日から2泊3日で訪れた長崎旅。
vol.40まで回を重ね、ついに今回が最終章となります。
長崎旅の最終日・3日目は、長崎市めぐり。
17時55分長崎空港発の飛行機を予約しており、長崎市内めぐりのタイムリミットは午後3時頃。
出島和蘭商館跡を高速でめぐり終えると、午後2時20分。
リミットが迫ってきました。
港好きのわたし、長崎旅の締めくくりは、出島からすぐ近くの長崎港へ。
というわけで、テクテクと歩いて港の方へ。
途中、出島電停を通過しまして、・・・
長崎港
天気も良くて、海がキラキラきれいです。
長崎港ターミナルビル
こちらは、平成7年(1995年)オープンの長崎港ターミナルビル。
五島列島など離島へのフェリー、軍艦島への観光遊覧船が運行しています。
建築家・高松伸(たかまつ しん)さんによる設計で、ビッグビットの愛称で親しまれています。
高松伸さんといえば、平成元年(1989年)、日本建築学会賞を受賞されたキリンプラザ大阪。
大阪・ミナミの戎橋にあったキリンプラザ大阪ですが、2008年に取り壊されちゃいました。(寂しいですね。。。)
気持ち良い潮風に吹かれて、港の景色をパシャパシャと。
対岸に稲佐山、さらにジャイアント・カンチレバー・クレーンが見えます!
佐世保市のジャイアント・カンチレバー・クレーンはすでにご紹介しましたが、・・・
こちら、長崎港のジャイアント・カンチレバー・クレーンは、現役で稼働する世界最古のもの。
明治42年(1909年)、イギリス・アップルビー社から輸入され、日本で初めて三菱合資会社(現在の三菱長崎造船所)に設置されたジャイアント・カンチレバー・クレーン。
高さ61.7m、アームの長さ75m、150tの吊上げ能力を持ち、国の登録有形文化財に指定、また、ユネスコ・世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産となっています。
ちなみに、明治から大正にかけて、イギリスから輸入されたジャイアント・カンチレバー・クレーンは全5基。
うち、こちら長崎市と、佐世保市、横浜市(新港ふ頭)の3基が現存しています。
長崎出島ワーフ
ショップ、レストランが並ぶ長崎出島ワーフ。
海を望むテラス席、良いですね〜。
長崎の初日、長崎の夜景を愉しみました稲佐山山頂展望台が見えます。
この旅で訪れたスポットを最後に見ることができて、締めくくりとして良い所に来ました〜。
ジャイアント・カンチレバー・クレーンを狙って、スナップです。
陽が傾き少し霞んでいて、クレーンを捉えるのは、このあたりが限界。。。
お次は、港にあります長崎県美術館へ。
長崎県美術館
こちらは、長崎港・長崎水辺の森公園にある長崎県美術館。
平成17年(2005年)に開館、ピカソ、ダリなどのスペイン美術、長崎ゆかりの美術品が展示されており、建築家・隈研吾さんが設計を手掛けられています。
タイムリミットの午後3時が目前に迫り、建物外観のみを見学です。
敷地の中央を運河が流れ、運河をまたいで両側に建物が配置されています。
隈研吾さんの建築ではお馴染みのルーバーですが、木造ではなく、花崗岩で造られています。
以上、2泊3日の長崎旅でありました。
長くお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
旅の最後は、時間に追われてバタバタの展開となってしまいましたが、独特の異国情緒をいっぱい感じることができました。
さてさて、おまけに長崎から福井への帰りの様子を。
JR長崎駅前の長崎県物産館で、職場へのお土産を買いまして、・・・
17時55分長崎発伊丹行のANA786便に無事間に合い、旅の疲れでしょうか、空を飛んでいる恐怖を感じる間もなく、すぐに爆睡。
阪急・大阪梅田駅に到着です。
阪急、今日は何系でしょうか?
時刻は、午後8時。
サンダーバードの発車時刻まで、少し時間があったので、急いで晩ごはん。
阪急三番街へ向かいます。
うどん 兎麦(うむぎ)
うどん 兎麦 うむぎ | ショップ・グルメ検索 | 阪急三番街
ごはん、生卵がセットになったカレーうどん定食をいただきました。
カレーうどんに、卵かけごはんと、大阪人らしく炭水化物祭りです。
カレーのお出汁がクリーミーで、とっても美味しかったです。
ごちそうさまでした。
サンダーバードに乗車しまして、約2時間。
22時46分、福井駅に到着。
かくして、盛り沢山の3日間が終了いたしました。
今回はこの辺で。
ではでは。
1.出島和蘭商館跡 2.長崎電気軌道・出島電停 3.長崎港ターミナルビル
4.ジャイアント・カンチレバー・クレーン 5.長崎出島ワーフ 6.長崎県美術館