長崎へ - vol.33 - 東山手エリア 東山手甲十三番館
お仕事が立て込んできまして、今週は遅くまでの残業となりました。
寝不足だったので、お休みの今日はお昼過ぎに起床。
逆に眠り過ぎたのか、頭がボーッとしちゃっています。。。
さてさて、昨年10月30日から2泊3日で訪れた長崎旅、前回の続きです。
長崎旅の最終日・3日目は、長崎市めぐり。
平和公園から東山手エリアにやって来まして、活水学院下のオランダ坂から散策をスタート。
開国に伴い、大浦東山手外国人居留地が造成され、住宅、領事館、教会、ミッションスクールなどが建てられた東山手エリア。
多くの史跡が残り、当時の面影をとどめています。
オランダ坂(活水学院下)を上りきると、左側、さらに上へと続く活水坂。
正面に見えるのは、旧フランス領事館・東山手甲十三番館。
まずは、東山手甲十三番館を見学です。
東山手甲十三番館
明治27年(1894年)頃、香港上海銀行長崎支店初代支店長・イギリス人のアンダーソンさんの住宅として建設された東山手甲十三番館。
木造2階建ての瓦葺きで、外観は下見板張り(横長の板を少しずつ重なり合うように張った外壁)。
国の登録有形文化財に指定されています。
旧リンガー住宅に暮らしたイギリス人実業家・フレデリック・リンガーさん。
ホーム・リンガー商会を設立し、貿易業、銀行・保険・開運の代理店業など、多岐にわたる事業を手掛けましたが、東山手甲十三番館は、一時期ホーム・リンガー商会従業員の社宅として使われていたそうです。
また、昭和初期から中期にかけては、旧フランス領事館として、さらには、活水女学院の学生寮として使用されるなど、色んな歴史を持つ建物です。
ブルーの外観が、レトロで可愛いですね。
平成19年(2007年)、建物は長崎市によって購入され、その後改修。
現在は、長崎市とNPO法人長崎の風との共同運営により、カフェ、ギャラリー、資料館として一般公開されています。
ハートの形の生け垣、これまた可愛いですね。
東山手甲十三番館を後にしまして、さらに活水坂を上っていきます。
続いての洋館はこちら、東山手十二番館です。
上の写真の左に見えるのは、東山手十二番館の横側。
すぐ側に、活水女子大学の正門があります。
辺りの坂の風景に、異国情緒を感じます。
パシャパシャと、しばしスナップ。
今回はこの辺で。
次回、引き続き、東山手エリアを散策です。
ではでは。
1.東山手甲十三番館 2.オランダ坂(活水坂) 3.東山手十二番館