長崎へ - vol.32 - 東山手エリア オランダ坂 活水女子大学
早いもので、もう3月ですね。
年度末に向けて、少しお仕事が立て込んできました。
日頃、業務の平準化を図っているつもりですが、結局、毎年同じ感じになっちゃいます。。。
さてさて、昨年10月30日から2泊3日で訪れた長崎旅、前回の続きです。
長崎旅の最終日・3日目は、長崎市めぐり。
平和公園・願いのゾーンで、平和祈念像、平和の泉、長崎の鐘とめぐって、天主堂の見える丘から浦上天主堂を望みました。
浦上天主堂も訪れる予定でしたが、丘を下って、また上ってと、なかなかの道のり。。。
この後、オランダ坂、東山手洋風住宅群と、坂道の多い東山手エリアを散策する予定としておりまして、体力温存のため、天主堂は丘からの眺めに留めておくことにしました。
平和公園を抜けて、電停へ向かいます。
次に目指しますは、オランダ坂!
平和公園から路面電車で、新地中華街で乗り換えまして、大浦海岸通まで。
約30分の移動です。
長崎電気軌道・大浦海岸通電停
大浦海岸通電停で降りまして、オランダ坂へ向かう道すがら、・・・
ホテルモントレ長崎
こちらは、ホテルモントレ長崎。
平成9年(1997年)竣工で、石灰石を使って漆喰調に塗装された壁は、ポルトガルをテーマにしているそうです。
ヨーロッパの街にいるような感じがします。
さて、オランダ坂の入口に到着〜。
オランダ坂
明治初期、スウェーデン人・貿易商のニールズ・ルンドバークさんが、特別な火薬を使用して造られたそうです。
坂の左側、小高い丘の上に建物が。
活水女子大学・東山手キャンパス
活水女子大学(かっすいじょしだいがく)・東山手キャンパスで、こちらの建物は5号館・音楽学部棟。
明治12年(1879年)、宣教師・エリザベス・ラッセルさんによって、活水女学校が創立されたことが始まりで、日本で最初の女学校といわれています。
これは、長崎旅行を終えて知ったのですが、・・・
活水女子大学の本館は、ヴォーリズ建築事務所のアメリカ人建築技師・J.H.ヴォーゲルさんの設計によって、大正15年(1926年)に竣工した建物。
事前に知っていたら、見学させてもらったのになぁ〜。
何度かブログでご紹介していますが、ヴォーリズ建築好きのわたしとしては、残念でならないです。
開国後、長崎の人々は東洋人以外の外国人を「オランダさん」と親しみ呼んでいて、「オランダさんが通る坂」として、居留地にある坂は全て「オランダ坂」と呼んでいたそうです。
現在、オランダ坂と呼ばれるのは、こちら活水学院下の坂、日蓮宗寺院・誠孝院(じょうこういん)前の坂、活水坂の3つになります。
息切れしないように、ゆっくりと坂を上っていきます。
昭和61(1986年)、オランダ坂は日本の道100選に選定されています。
写真の左側、さらに上へと続く活水坂。
写真中央に見えるのは、旧フランス領事館・東山手甲十三番館です。
今回はこの辺で。
次回、引き続き、東山手エリアを散策です。
ではでは。
3.オランダ坂(活水学院下) 4.活水女子大学・東山手キャンパス
5.東山手甲十三番館