長崎へ - vol.2 - 四海樓 長崎ちゃんぽん
10月30日から2泊3日で訪れた長崎!
3日間のダイジェストをブログでお伝えしましたが、・・・
坂道を歩き回って、こっぱみじんになってしまった足腰の疲れも癒えたところで、長崎旅を綴っていきたいと思います。
まずは1日目、福井から長崎への移動ですが、行程はこんな感じ。
福井→<JR・サンダーバード>→大阪→<阪急電車・大阪モノレール>→伊丹空港→<ANA781便>→長崎空港→<高速バス>→JR長崎駅
ANA781便と赤字で表示しましたが、わたしにとって今回の旅行のポイントは飛行機。
これまでブログで何度か書いてきましたが、わたしは極度の高所恐怖症なんです。。。
「地に足を付けて生きていく」ことをモットーとしておりまして(大げさ)、これまで飛行機に乗ったのは、避けることができない仕事絡みの3回だけ。。。
海外旅行をしたこともなく、国内旅行も鉄道、マイカーでの移動を基本としてきました。
今回の長崎旅、まずは鉄道での移動を検討しましたが、福井からだと移動時間が約7時間半!
なかなかの時間を要することがわかり、勇気を振り絞って飛行機に乗ることを決めました!(大げさ、大げさ)
さてさて、1日目。
福井から長崎への移動から綴っていきます。
JR福井駅
旅の始まりはJR福井駅から。
張り切って朝5時30分に起床。駅周辺はまだ真っ暗です。
6時20分福井発のサンダーバードに乗って、まずは大阪へ。
これから飛行機に乗るんだなぁ〜と、心臓がバクバクしてきました。。。
めったに足を踏み入れることのない空港。
物珍しさにカメラをパシャパシャと。
10時00分伊丹発長崎行のANA781便。
係員さんの案内があり、いよいよ搭乗です。
搭乗ゲートを進んでいき、階段を下りると、そこは飛行場。
「あれ?搭乗ってこんな感じだったっけ?」と思っていると、係員さんの「長崎行きはこちらで〜す!」の声。
こ、これは、プロペラ機!!
これまで3回乗った飛行機は全てジェット機だったので、プロペラ機という発想が全くありませんでした。
「だ、大丈夫だろうか?」と、一気に緊張感が高まります(ANAさん、ゴメンなさい。極度の怖がりが、ただ弱音をはいているだけですので、ご勘弁を。)。
景色を眺める余裕はもちろんなく、少しの揺れにも敏感に反応してしまい、ほとんど目をつぶって過ごすこと約1時間半。
無事に長崎空港に着陸です。ANAさん、安全なフライトありがとうございました!
無事に長崎へ連れてきてくれたプロペラ機さんに合掌です。
長崎くんち・龍踊りのオブジェがお出迎え。
ちなみに、昭和50年(1975年)開業の長崎空港は、大村湾に浮かぶ箕島を埋め立てた世界初の海上空港なんですって。
バスに揺られること約40分。
12時50分、長崎駅前に到着です!
JR長崎駅
長崎市内巡りには、路面電車(長崎電気軌道)を活用しようと、お得な一日乗車券を求めて、まずはJR長崎駅のみどりの窓口へ。
なのですが、・・・・
今年3月28日、JR長崎線の高架化に伴い、JR長崎駅は旧駅から約150m西側へ移転し、オープンしたばかり(知らなかった)。
旧駅側から旧ホームを経由して、テクテク歩いて新長崎駅まで。
こちらは、新長崎駅に隣接する九州新幹線・西九州ルート(長崎新幹線)の駅舎。
2022年度の暫定開業に向けて、工事が進んでいます。
新駅周辺では、ヒルトン長崎などのホテルや、複合施設の建設も予定されていて、開発後にはガラッと景色が変わるんでしょうね〜。
(往復、なかなかの距離でした。。。)
ポストにも長崎くんちの龍踊り。
大浦天主堂電停を目指します。
長崎電気軌道・新地中華街電停
新地中華街で乗り換え。
路面電車は、ほぼ5分〜10分間隔で運行されていて、とっても便利。
13時30分過ぎ、大浦天主堂電停に到着です(長い道のりでした)。
さて、大浦天主堂へ!
と、その前に。
早起き、長距離移動、慣れない飛行機旅、時間は間もなく14時と、お腹はすっかりペッコペコです。
まずは遅めのランチ。
今回の長崎旅のお愉しみ、長崎ちゃんぽんを求めて、老舗の四海樓さんへ。
四海樓(しかいろう)
明治32年(1899年)創業の中華料理店、四海樓(しかいろう)さん。
長崎ちゃんぽん、皿うどん発祥のお店です。
で~んと立派な本社兼本店の建物。
平成12年(2000年)にオープンした現在の店舗建物には、ちゃんぽんに関する資料が展示されたちゃんぽんミュージアムも設けられています。
大階段の両側には、中国に古くから伝わる航海の女神・媽祖の家来である順風耳と千里眼の兄弟の銅像が置かれています(写真は順風耳)。
大階段を上がって店内へ。
普段はお客さんでいっぱいみたいですが、ランチの時間から相当経っていたためか、待ち時間もなくご案内いただけました!
展望レストランの店内から、長崎港を一望。
開放的な眺めがとっても素敵です。
長崎ちゃんぽん
長崎ちゃんぽん or 皿うどんと、悩んだ末にちゃんぽんを注文。
錦糸玉子が彩り鮮やかですね。
ちゃんぽんは、四海樓の創業者で中国・福建省出身の陳平順(ちんへいじゅん)さんが明治中期に考案したメニュー。
中国人留学生のために、安くてボリュームがあって栄養満点の食事を提供したいという思いから生まれたそうです。
魚介などの具材から旨味がいっぱい溢れ出たスープは、とっても優しいお味。
麺はふんわりと柔らかく、スープとの相性抜群です!
あぁ〜、美味しかった。
ごちそうさまでした。
今回はこの辺で。
次回、お腹も満たされたところで、大浦天主堂へ。
ではでは。