奈良へ - vol.8 - ならまち ならまち格子の家 元興寺
先日の土日は、暖かくなりましたね〜。
良いお天気だし、京都へ紅葉を見に行こうかなぁとも考えていましたが、新型コロナがちょっと心配な状況。。。
京都ほどの人出はないだろうと、福井市のお隣・鯖江市へお出かけしてきました。
(あまりに近くて、これまでちゃんと訪れたことがなかったもので。)
メガネフレームの国内生産シェア96%を誇る、メガネの聖地・鯖江。
街には至るところにメガネが潜んでいて、隠れミッキーを探している気分。
のんびり街ブラもして、とっても楽しい一日でした。
さてさて、9月末の奈良日帰りぶらり旅、前回の続きです。
ならまちの御霊神社・出世稲荷神社での良縁祈願の後は、・・・
ならまち格子の家
ならまち格子の家は、江戸時代末から明治時代にかけてならまちに点在した町家をモデルとして再現、平成4年(1992年)に建築された観光施設。
街歩きの合間に、ちょっと休憩といった感じで気軽に利用できます。
マスク着用の鹿さんがお出迎え。
みせの間
前を通る道側に近い位置にあるみせの間。
応接間として使われるお部屋です。
中の間
こちらは、中の間。リビングといったところでしょうか。
2階へ続く階段は、収納機能を備えた箱階段。便利そうですね。
箱階段を上がって、2階へ。
通り庭
2階から1階を見下ろすと、・・・
開放的な吹き抜けになっていて、通り庭というそうです。
かまどもしっかり再現されています。
格子の隙間から差し込む光が良い感じです。
東門
東大寺、春日大社、興福寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡、春日山原始林とともに、ユネスコ・世界遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録される元興寺(がんごうじ)。
蘇我馬子が建立した日本最古の本格的寺院・法興寺(現在の飛鳥寺)が、平城京遷都に伴い、養老2年(718年)に新しい都へ移転。
その際、元の法興寺は廃寺されずにそのまま残り、新築移転され、現在の元興寺となったそうです。
上の写真は、元興寺の東門。
東大寺の塔頭・西南院の山門を、室町時代に移築したものなんですって。
国の重要文化財に指定されています。
ならまちエリアは、約48.3haの広さ(奈良市により奈良町都市景観形成地区に指定)がありますが、その大部分が、かつて元興寺の境内地だったそうです。
勢力の大きさにビックリですね。
ちなみに、ならまちは元興寺の門前町ですが、「ならまち」という表記が広く浸透するようになったのは、平成10年(1998年)の「古都奈良の文化財」の世界遺産登録以降のようです。
(元興寺とならまちの関係が、元興寺のHPでとっても分かりやすく紹介されています。)
極楽坊本堂
東門を隔てて、奥に見えるのが国宝の極楽坊本堂なのですが、・・・
すでに拝観時間(拝観受付は16時30分まで)が終了。。。
「もぉ〜、写真ばっかり撮ってるから〜!」と母に怒られちゃいました。
残念ですが、本堂は今度訪れたときのお愉しみということで。
以上、奈良日帰りぶらり旅でありました。
鹿さん恐怖症を克服して、またゆっくりと奈良を散策したいと思います。
今回はこの辺で。
ではでは。
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