鞆の浦へ - vol.3 - 鞆湾の眺め 鞆の津の商家
今週は、少し遅い夏休みで5日間の休暇を取る予定です。
どこか旅に行きたいなぁ〜、でもコロナだしなぁ〜と、まだ悩んでいます。
ご迷惑をお掛けしないよう対策を講じた上で、感染拡大注意地域以外での旅先を模索中です。
さてさて、2019年9月の広島県・鞆の浦、尾道の港町めぐりの旅、前回の続きです。
1日目は鞆の浦。
常夜燈、太田家住宅を後にして、観光マップを片手にブラブラと。
http://www.fukuyama-kanko.com/common/material/pamphlet/file1/20190607160926076856.pdf
マップによると、近くの高台・鞆城跡から、海と鞆の浦の街並みを望むことができるみたいなので、行ってみます。
えっちらおっちら階段を上り、高台へ。
階段の途中で振り向くと、・・・
階段を上りきり、鞆城跡に到着〜。
鞆城は、村上水軍による築城が始まりみたいですが、江戸時代、安芸備後領主・福島正則によって三層の天守を備えた城郭が築かれたものが、本格的な鞆城の始まりとされているようです。
福島正則による築城が続いている中、瀬戸内海の海運の要衝である鞆の浦に大きな城が築城されることを怖れた徳川家康の逆鱗に触れてしまい、慶長14年(1609年)に築城は中止、完成していた施設も取り壊されました。
現在、鞆城跡には、福山市鞆の浦歴史民俗資料館が建ち、歴史・民俗資料が展示されています。
さて、鞆城跡から望む鞆湾の景色です。
お天気も良くて、穏やかな海を眺めていると、元々すっからかんの頭がさらにからっぽになって、とってもいい気分。
すっかり癒やされました。
高台を下りて、引き続きブラブラと散策です。
鞆の津の商家
江戸時代末に建築された鞆の津の商家。
元は呉服屋、後に船具屋を営んでいたみたいですね。
福山市の重要文化財に指定されていますが、広く一般公開されています。
白い土蔵は、明治時代に米蔵を移築・増築されたもののようですが、下の主屋を突き破るように建っていて、珍しい造りをしています。
建物内部には、当時の商売道具が多く展示されています。
こちらは、となりのトトロにも出てきたような古い電話機。
さつきちゃんのイラストが飾ってあって、ポニョだけじゃなく、鞆の浦にはジブリが溢れています。
鞆の津の商家で歴史のお勉強をし、街並みスナップを再開。
しまなみ信用金庫鞆支店
良い感じのレトロな建物。
昭和13年(1938年)、鞆信用金庫本店として建築され、現在もしまなみ信用金庫鞆支店として現役で利用されています。
桝屋清右衛門宅
前々回、前回のブログでも触れましたが、慶応3年(1869年)、海援隊が借り入れていたいろは丸と紀州藩の軍艦・明光丸の衝突沈没事件の談判のため、鞆の浦を訪れた坂本龍馬。
滞在の際、龍馬が宿泊したのがこちら、桝屋清右衛門宅です。
龍馬の隠れ部屋もあって、一般公開されています。
今回はこの辺で。
次回、鞆の浦めぐり続きます。
ではでは。
またにゃ〜。
1.常夜燈 2.太田家住宅 3.福山市鞆の浦歴史民俗資料館(鞆城跡)
4.鞆の津の商家 5.しまなみ信用金庫鞆支店 6.桝屋清右衛門宅