京都へ - vol.16 - 寺田屋 竜馬通り商店街
昨日は暑かったですね〜。
こちら福井も最高気温33.9℃と、今年一番の暑さとなりました。
梅雨明けがまだなのに、この暑さは体に堪えますね。
一転、23日からの連休は、全国的にまた雨になるみたいで、体調管理に気を付けないと。
さてさて、2019年6月の京都・伏見への日帰り旅、前回の続きです。
濠川と酒蔵の風景をスナップした後は、伏見の街をブラブラと。
かつて、大坂から京への玄関口として、多くの船宿・旅籠が軒を並べ、旅人で賑わっていた伏見の街。
寺田屋も船宿のひとつですが、坂本龍馬の京での定宿として有名ですよね。
寺田屋は、安土桃山時代の慶長2年(1597年)、船宿として開業。
江戸時代から大繁盛していたそうですが、幕末に寺田屋を舞台に2つの大きな出来事が起こります。
1つ目は、文久2年(1862年)に起きた、薩摩藩士による同士討ち・寺田屋騒動。
2つ目は、慶応2年(1866年)の坂本龍馬襲撃事件。
坂本龍馬襲撃事件は、龍馬の仲介によって結ばれた薩長同盟の2日後に起きた、伏見奉行所役人による龍馬暗殺未遂事件です。
深夜0時過ぎ、仲間とお酒を酌み交していた龍馬でしたが、暗殺を狙う役人たちによって寺田屋は取り囲まれてしまいます。
この異変に真っ先に気づいたのが、のちに龍馬の妻となるおりょうさん。ちょうど1階でお風呂に入っていたところで、素っぽんぽんで2階に駆け上がって、龍馬に急を報せ、役人たちを迎え撃つ準備を整えることができた龍馬は、高杉晋作からもらったピストルで応戦。手に傷を負ったものの、何とか危機から脱出することができたそうです。
ちなみに、この時両手に負った傷を癒すため、龍馬とおりょうさんは、鹿児島・霧島温泉へ湯治の旅に出ますが、これが日本人初の新婚旅行と言われています。仲良しで羨ましいですね~。
現在の建物は、その後再建されたものです。
敷地に小さい坂本龍馬の像が。
よく目にする龍馬の写真でも、右手を懐に突っ込んでいますよね。
「ピストルを握っている」、「ナポレオンの真似をしている」など諸説ありますが、寺田屋で負った手の傷を隠しているというのが有力みたいですよ。
京都伏見 竜馬通り商店街 Ryomadori Shopping Street - 京都伏見 竜馬通り商店街TOP ページ
石畳がきれいな竜馬通り商店街。
龍馬にちなんだ看板、グッズが並び、幕末の志士になった気分が味わえちゃいます。
ちなみに竜馬通り商店街と、龍馬?竜馬?どっちが正しいのか分からなくなりますが。。。
名前の正しい表記は龍馬のようです。司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」で、竜馬の表記が浸透したそうですが、司馬さんによると、坂本龍馬をモデルにした小説なので、あえて竜馬に変えたものだとか。
渋~い建物や、・・・
ポップな建物。
納屋町商店街
納屋町商店街 -パッサージュ納屋町5番街- | 納屋町商店街振興組合 ページ
竜馬通り商店街の北側、こちらは納屋町商店街。
そして、納屋町商店街を抜けると、・・・
再び伏見大手筋商店街に戻ってきました。
商店街の数珠つなぎです。
時間はそろそろお昼。
ランチは何にしようかな?
今回はこの辺で。
次回、引き続き伏見の街をブラブラと。
ではでは。
4.納屋町商店街 5.伏見大手筋商店街