京都へ - vol.13 - 伏見酒蔵めぐり 松本酒造 鳥せい本店
こちら福井は、梅雨の中休みなのか、昨日は雨は降らず曇りのお天気。
予報では、今日少し雨となるみたいですが、今年の梅雨は長いですね〜。
九州を中心に豪雨の被害も甚大で、まだまだ心配な日が続きます。
自然の怖ろしさをつくづく感じますね。
さてさて、2019年6月の京都・伏見への日帰り旅、前回の続きです。
伏見は、その昔、伏水と書かれていたほど、良質な伏流水に恵まれ、江戸時代の初めごろから本格的に酒造りがスタート。
(お酒をほとんど飲めないので、味のことは全く分かりませんが・・・)
伏見のお酒は、鉄分少なめの中硬水の水で醸造されるため、なめらかで酸味が少なく、女酒と呼ばれ、対して、兵庫・灘のお酒は、鉄分多めの硬水を用いるため、酸味の多い辛口となり、男酒と呼ばれるそうです。
月桂冠、黄桜、宝酒造など有名酒造を擁し、古い蔵元も多く、歴史と風情を感じる伏見の街並みをブラブラと散策です。
伏見大手筋商店街を抜けまして、西へ。
伏見酒造めぐり、まずは松本酒造へ向かいます。
松本酒造
寛政3年(1791年)、現在の京都市東山区にて屋号「澤屋」で創業。
大正11年(1922年)、現在の新高瀬川のほとり、伏見に酒造場が増設されました。
伏見の酒蔵で、まず頭に浮かぶのは、新高瀬川側からのこのカット。
大正11年に建てられた酒蔵、煉瓦造りの倉庫は、平成19年(2007年)、伏見の日本酒醸造関連遺産として経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。
今回訪れたのは、6月。
松本酒造さんの酒蔵は、春の菜の花とがベストマッチなのですが、・・・
そこで、昔の写真データを探してみました。
こちらは、2004年の撮影。
今から16年前、まだ中学生で、カメラ好きの父のデジカメ(SONY DSC-V1)を借りて撮ったものです。懐かしい〜。
月桂冠・昭和蔵
写真は、蔵に隣接して設置された事務所兼分析室で、現在も製造本部の事務所として使用されています。
こちらも、近代化産業遺産に認定。
再び、伏見大手筋商店街の周辺をブラブラと。
商店街のアーケードに設置されているパラボラアンテナ状のソーラーパネル・ソーラームーン。
直径9mとデッカイです。
鳥せい本店
鳥料理の名店、鳥せい本店。
山本本家の酒蔵を改装したお店で、伏見桃山で一番有名な料理屋さんかも。
焼き鳥、水炊き(冬季のみ)も美味しいのですが、わたしは親子丼が大好き!
お店の真ん中に、貯蔵タンクがドーンと置かれていて、蔵出し生原酒をタンクから直に注いで飲むスタイル。お酒好きには、たまらないでしょうね〜。
時間はまだ午前10時で開店前。
親子丼はガマンして、スナップスナップ。
今回はこの辺で。
次回、伏見の酒蔵めぐりが続きます。
ではでは。
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