北九州へ - vol.12 - 官営八幡製鐵所旧本事務所 東田第一高炉史跡
急に暑くなりましたよね〜。
こちら福井は、昨日は湿度も高く、6月4日だけに「蒸し蒸し」でした。
なんつって。
さてさて、2019年3月、1泊2日の北九州市の旅・2日目、前回の続きです。
北九州市・若松でのレトロ建築めぐりを満喫!
若松から、若戸渡船で戸畑へ渡り、電車で戸畑から北九州市・八幡へ移動。
JRスペースワールド駅で下車。
(駅名のテーマパーク・スペースワールドは、2017年12月に閉園。スペースシャトルの実物大モデルが有名でしたよね。)
駅から歩くこと約10分。
地下の歩道を通って、・・・・
官営八幡製鐵所旧本事務所 眺望スペース
明治政府の殖産興業として、明治34年(1901年)に創業した官営八幡製鐵所。
関連施設のうち、旧本事務所、修繕工場、旧鍛冶工場、遠賀川水源地ポンプ室の4資産が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」(全23資産)の構成資産として、2015年に世界遺産に登録されています。
関連施設は、現在は日本製鉄九州製鉄所の構内に立地しているため、一般公開はされていません。
しかししかし!
2015年、旧本事務所を眺望するスペースが整備され、遠〜くからですが、見学することができます。
眺望スペースには、多くのパネルが設置されていて、しっかりお勉強できちゃいます。
パネルも勉強になりますが、ボランティアのおじさまが常駐されており、より詳しいお話を聞くことができました。
旧本事務所
生産設備に先駆けて、明治32年(1899年)に竣工した旧本事務所。
イギリス式煉瓦造り2階建で、屋根は日本瓦葺と和洋折衷様式。
テクテクと歩いて移動。
お次はこちら。
東田第一高炉史跡
明治34年(1901年)、東田(ひがしだ)第一高炉への火入れにより操業を開始した官営八幡製鐵所。
写真の高炉は、昭和37年(1962年)に建設された第10次改修高炉で、日産900トンを超える銑鉄能力を誇ったそう。
モニュメントとして大切に保存されています。
操業開始の1901年を記念して、1901のプレートが。
今回はこの辺で。
次回、北九州市・八幡を引続きブラブラと。
ではでは。
3.東田第一高炉史跡