加賀へ - vol.1 - 加賀片山津温泉総湯
気が付けば、もう5月も下旬。
コロナ禍で身動きが取れないので仕方ないですが、今年はあれしよう!あそこ行こう!って思っていたのに、このペースでは未達に終わってしまいそうです。。。
これから少しでも巻き返しを図れるよう、早く日常を取り戻したいものですね。
さてさて、前回まで1泊2日の北九州市の旅・1日目が終わったところまで綴ってきましたが、・・・・・
北九州市の旅・2日目の前に、少し別のお出かけを挟んでみます。
先日、当ブログを見ていただいている方から、「北陸でオススメの温泉」についてお問い合わせがあり、少しご紹介できればと。
元来、わたしは暑がりなこともあって、ご紹介できるほど温泉旅の経験が豊富ではありませんが、ゆったりとお湯に浸かって、体を癒せる温泉の魅力が分かるお年頃になったようです(とうとうこの夏で30歳。。。)。
福井で働くようになり、福井では芦原温泉、お隣・石川県では山中温泉によく行っていますが、今回は石川県加賀市の片山津温泉をご紹介します。
山中温泉、山代温泉、粟津温泉とともに、加賀温泉郷の一つとして、350年を超える歴史を持つ片山津温泉。
泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、ミネラルたっぷり。
温泉はもちろんですが、白山連峰を望む景色も良くて、さらにさらに!
素敵な建築もあるんですよ。
福井から車で、北陸自動車道なら45分、下道でも1時間程。
以下、つい最近で訪れた今年1月の写真となります。
加賀片山津温泉総湯
温泉宿も多くありますが、立寄り湯のこちら、加賀片山津温泉総湯がお気に入りです。
柴山潟
柴山潟のほとりにあり、白山連峰の絶景を望むことができます。
温泉施設とは思えないスタイリッシュなデザイン!
それもそのはず、建築家・谷口吉生さんによる設計です。
以前このブログで、同じく谷口吉生さん設計の金沢・鈴木大拙館をご紹介しましたが、・・・・・
他にも、ニューヨーク近代美術館新館(MoMA)、豊田市美術館などを手掛けた世界的建築家です。
建物は、平成24年(2012年)の竣工で、地上2階建。
1階は浴場、2階はカフェとなっています。
全面ガラス張りで、とても明るい雰囲気。
こちらは、2階のデッキテラス。
あぁ〜、良い眺め!
鈴木大拙館もそうですが、谷口吉生さんの建築は、水との調和がテーマのひとつ。
シンプルなデザインが水辺の景色に溶け込むように感じます。
温泉での写真撮影は、女性とはいえ、とっても怪しくなっちゃいますので、施設内の写真はありませんが、「潟の湯」、「森の湯」の2つの浴場があり、それぞれ男湯・女湯として毎日入れ替わり。
個人的には、窓の外に柴山潟が広がる「潟の湯」が好きで、まるで潟の水面に浸かっているような感覚を味わえます。
以上、加賀片山津温泉総湯でした。
またいつか、芦原温泉、山中温泉など、北陸の温泉をご紹介できればと思います。
今回はこの辺で。
寄り道しましたが、次回、1泊2日の北九州市の旅・2日目に戻ります。
ではでは。