京都へ - vol.4 - キッチンパパ 北野天満宮
来週、東京へ出張予定だったのですが、コロナウイルスの影響でイベントが中止となってしまい、出張は取り止め。
久しぶりの東京!と 張り切っていたのですが、仕方ないですよね・・・。
さてさて今回は、今月2月1日に、京都・西陣辺りをウロウロしてきましたので、その様子を。
福井から車で京都へ。
西陣に着くと、ちょうどお昼時。
まずはお腹ごしらえです。
キッチンパパ
こちらキッチンパパさんは、西陣の町の洋食屋さん。
ですが、入口のドアを開くと、そこはお米屋さん?!
安政3年(1856年)から続く大米米穀店さんですが、平成8年(1996年)、お米屋さんの奥に洋食店をオープン。
何度も訪れていますが、約3年ぶりの訪問です。
手ごねハンバーグが絶品なんですよね〜。
少しお待ちの列ができていましたが、お米屋さんの店内で待ちながら、精米作業を眺めていると、時間なんてあっという間です。
スペシャルランチ
土・日・祝日限定のスペシャルランチ(1,280円)。
ハンバーグ、エビフライ、クリームコロッケ、サラダ、ごはん、おみそ汁、とまさにスペシャル!
しかも、お米屋さんの美味しいごはんがおかわり無料です!
手ごねハンバーグは、肉汁ジュワ~で、濃厚なデミグラスソースがベストマッチ。
ごはんは日替わりで、コシヒカリ(京丹後産)、ミルキークイーン(滋賀産)、つや姫(山形産)などなど、お米屋さんが厳選したお米をその日に精米。つきたての美味しいごはんをおわかり無料でいただけちゃいます!
この日は、滋賀産のひとめぼれ。
ツヤツヤごはんを一杯おかわりしちゃいました。
お米屋さんと、ジャズの流れるオシャレな洋食屋さん。
面白い取り合わせですが、アットホームな雰囲気で、とっても素敵です。
ごちそうさまでした。
ごはんをいっぱいいただいて、すっかりお腹も満たされました。
運動がてら、テクテク歩いて北野天満宮へ。
今回は、南の楼門からではなく、東門から境内へおじゃましてみることに。
東門正面の上七軒辺り
東門鳥居
東門
慶長12年(1607年)、豊臣秀頼によって造営された東門。
国指定の重要文化財です。
こちらは、東門を入ってすぐにある長五郎餅 北野天満宮境内茶店さん。
本店は北野天満宮の近くにありますが、毎月25日、また梅苑期間中(1月から3月25日までの土・日曜)など、天満宮境内で営業をされています。
名物は、北野大茶会の際に用いられ、豊臣秀吉に命名されたという長五郎餅。
薄いお餅で餡を包んだお菓子です。
いつもなら、2つほどいただくのですが、先程美味しいごはんをおかわりしちゃってますので、今回は涙を飲んでガマンです。。。
社殿
北野天満宮は、平安時代・天暦元年(947年)の創建とされ、菅原道真公をお祀りする全国約12,000社ある天満宮、天神社の総本宮です。
北野天満宮と太宰府天満宮の二社が総本宮とされ、これまた諸説ありますが、二社に山口県の防府天満宮を加えて、日本三大天神と呼ばれるそうです。
(三社目として、茨城県の大生郷天満宮、東京都の亀戸天神社、大阪府の大阪天満宮などが挙げられることもあるみたい。)
慶長12年(1607年)に造営された社殿は、本殿と拝殿、石の間、楽の間を連結した日本最古の八棟造(権現造)で、国宝に指定されています。
受験シーズン真っ只中の2月1日。
学問の神様は大忙しです。
道真公を慕って、一夜にして京都から太宰府まで飛んだという飛梅。
こちらは、北野天満宮の御神木の紅和魂梅(べにわこんばい)。
飛梅と同じ種と云われており、樹齢は約300年になるそうです。
梅の枝「思いのまま」
元旦から授与がはじまる梅の枝「思いのまま」。
境内の梅の剪定で出る梅の枝(「ずばい」と呼ぶそうです。)に、厄除けの玄米が入ったひょうたんをつけた縁起物です。
「思いのまま」とは、梅の品種の名前みたいです。
今回はこの辺で。
次回、北野天満宮の梅のお花見です。
ではでは。