福井市 - vol.3 - 福井城址
立春を過ぎ、こちら福井は寒さが緩んできたように感じます。
昨年の今頃は、37年振りの大雪に見舞われ、本当に大変だったのに。。
このまま春になるのかな〜?
さてさて、わたしの暮らす福井市のご紹介、前回の続きです。
大名町交差点
上の写真で、軌道が見えるでしょうか?
福井市内には、福井鉄道とえちぜん鉄道の2つの路面電車が運行しており、大名町交差点は福井鉄道が走っています。
おっ〜! 電車が通過しま〜す。
福井鉄道、えちぜん鉄道とも、時間帯に依りますが、ほぼ30分おきに運行。
福井は車社会なので、わたし自身はあまり利用したことはないのですが、朝夕は沿線の学生さんを中心に利用されています。
2両編成で、小ぢんまりとしてカワイイですよね。
福井国体2018の案内看板です。
撮影したのが、2018年8月。
これから国体!という時期で、「福井で国体やるよ〜。みんな来てね〜」的なブログを書こうとしていましたが、お仕事の忙しさにかまけて果たせず・・・。
国体、終わっちゃいましたね。ハハハ・・・。
福井城内堀
さぁ、近づいて来ました!福井城址!
春になると、お堀沿いに桜が咲き誇り、とってもキレイなんですよ。
今から春が待ち遠しいです。
遠くて分かりづらいですが、奥に見える内堀に架かる橋は、御廊下橋(おろうかばし)です。
御本城橋(ごほんじょうばし)
御本城橋の向こうに見えるのは、福井県庁です。
福井県庁
石垣の上に現代的な建物が建っており、ちょっぴり不思議な光景ですよね。
城跡に官公庁の庁舎が建っているのは、そんなに珍しいことじゃないみたいですけど、本丸跡に建っているのは、とっても稀だそうです。
福井城址
天守閣跡
福井城天守閣跡に到着です。
福井城は、徳川家康の次男で、初代福井藩主の結城秀康により、慶長11年(1606年)に築城。
高さ37mの四層五重の天守閣があったそうです。
築城時は、柴田勝家が築いた城と同じく、「北ノ庄城」と名付けられました。(詳しくは、前回ブログ記事をご参照ください。)
しかし、「北」の字が「敗北」を連想させ、不吉であるとして、「福居」に改名され、さらに「福井」となったそうです。(これも諸説あるみたいです。)
福井城天守閣は、寛文9年(1669年)、大火により焼失し、そのまま再建されることはありませんでした。
幕末までの約270年間、越前松平家の居城となりますが、やっぱり第16代藩主の松平春嶽が有名ですよね。
松平春嶽は、幕末四賢侯の一人で、坂本龍馬の恩人とされており、勝海舟への紹介状を書いたり、神戸海軍操練所の費用として5,000両の資金援助をしたんですって。
福の井
こちらは、「福井」の名の由来となったとされる井戸、福の井です。
福井城の築城前から、この地にあったとされ、とっても歴史のある井戸です。
平成29年に、福井県によりキレイに再整備されました。
3回にわたって、福井駅周辺を中心に、福井市をご紹介いたしました。
お付き合いいただき、ありがとうございました!
福井には、まだまだ素敵な場所がたくさんあるので、これからもちょくちょくご紹介できればと思います。
「みなさ〜ん!福井に来とくんね!(←来てください)」
ではでは。