若狭・三方五湖へ うな丼とレインボーライン
以前、チラッとブログに書きましたが、5月20日、若狭・三方五湖に行ってきました。
前日の土曜日は終日の悪天候で、家でウズウズしており、晴れ間を確認するなり出発です!
大阪から福井に移り住んで5年余り。
何度か三方五湖を訪れていますが、標高400mの山からの湖と日本海の眺望と、名物のうなぎで栄養補給、これが今回のテーマとなります。
福井から北陸自動車道で敦賀まで。「敦賀IC」から舞鶴若狭自動車道で「若狭三方IC」まで。約1時間のドライブ。
ICを出て、時間は午前11時半。まずはうなぎです!!
三方五湖はその名の通り、5つの湖から成っていますが、日本海の海水と淡水が混ざった汽水湖があり、湖で捕れる天然うなぎは、昔から「若州うなぎ」として有名だったそうです。
生きたうなぎを京都へ運ぶため、鯖街道の宿場には生簀があったほどなんですって!
しかしながら、ニホンウナギは漁獲量が大幅に減少、三方五湖のうなぎも同様で、特に「細口青うなぎ」と呼ばれる天然ものは、めったにお目にかかれない稀少なものとなっているみたいです。
数あるうなぎ屋さんから、比較的リーズナブルにうなぎをいただけるということで、「うなぎや 源与門(げんよもん)」さんに伺いました。
うなぎや 源与門(げんよもん)
老舗の人気店で、お昼時は普段から行列ができているらしいですが、さらにこの日はツーリングのおじさま方が団体でお越しでした。天気も良いし、景色も抜群ですもんね。
待つこと1時間、うな丼(上)と肝吸いを注文。
関西風の香ばしい炭火焼きで、皮はパリッと、身はふっくら!
タレは少し甘めで、上品なお味!
お昼からとっても贅沢な気分ですが、たまには良いですよね。
うなぎでスタミナばっちりになったところで、三方五湖へ。
1.レインボーライン日向料金所 2.山頂公園
三方五湖は、福井県美方郡美浜町と若狭町に広がる5つの湖(三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖)から成り、2005年にラムサール条約指定湿地に登録されています。
淡水、汽水、海水と水質が異なり、塩分濃度と水深の違いから湖面の色がそれぞれで、「五色の湖」と呼ばれるそうです。
湖を一望できるビューポイント、標高400mの梅丈岳山頂公園をめざして、日向料金所からレインボーラインへ。
レインボーラインは、若狭町海山から美浜町笹田を結ぶ全長11.24kmの有料道路。
山頂公園までの道中も、日本海、三方五湖を眺めることができ、とっても爽快なドライブです。
福井の日本海といえば、荒々しい東尋坊のイメージですが、こんな穏やかな顔もあるんですね。
山頂公園下に到着です。
ここからは、リフトorケーブルカーで公園へ。
大名だぬき角兵ヱ「かっちゃん」
リフト・ケーブルカーの乗降口で、たぬきのキャラがお出迎え。
地元の漁師村に伝わる民話「大名だぬき角兵ヱ」がもとになっているそうです。
リフトで公園へ。結構の高さで少し怖いです。
めっちゃ高いや〜ん!
梅丈岳山頂公園
カウンターテラスと天空の足湯
テラスで足湯に浸かりながら、景色を楽しむことができます。
手前が日向湖(ひるがこ)、山を隔てて左が日本海、右が久々子湖(くぐしこ)。
たしかに、水の色が違いますね。
(分かりにくくてスイマセン。。。)
公園には、ばら園も。
まだ時期が早く、咲いていたのは数株で、見頃は6月とのこと。
五木の園
美浜町出身の歌手、五木ひろしさんの功績を讃えて設置された園で、レコード盤を模したボタンを押すと、「ふるさと」が流れます。
恋人の聖地の碑
かわらけ投げ
天日で乾燥させたお皿を「かわらけ」と呼ぶそうで、願いを書いて湖へ遠投。
かわらけには、土着の神として崇められている天狗が描かれています。
ちなみに、かわらけは、雨水で自然に戻るのでご安心を。
手前が水月湖(すいげつこ)、左奥が菅湖(すがこ)、山を隔てて三方湖(みかたこ)。
湖、海、山、空の自然の美しさに感動!
360度のパノラマビューをたっぷり満喫しました。
下山して、レインボーラインを戻り、より間近で湖と海を堪能。
福井への帰り道、北陸自動車道「南条SA」で休憩。
越前塩ミックスソフト、美味美味。
ではでは。